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ahead femme 編集長・若林葉子のラリーへの道

06.船積み

“私のラリー”とは

竹岡 圭さんとのリ・スタートが決まってホッとしたのもつかの間、6月21日の車両船積みの日が迫っていた。
ロールゲージとアンダーガードの装着を終えるとすぐ、群馬のガレージから東京都稲城市にあるショップ「A/m/s」に車両を移し、補強やサスペンションの交換などをし、最後の仕上げに掛かる。クルマが仕上がったのは船積み前々日の午後。ぎりぎりもぎりぎり。船が出るのは四国の松山。松山まで圭さんと2人走って、それが最初で最後の試走となった。でも、いろんな人の協力のおかげで、しっかり、かつ走りやすいとてもいいクルマになったなぁと実感。モンゴルでも頑張ってくれそうな気がする。
このラリーへの参戦を決めて、最初は池町さんをドライバーとして自分はナビで走る→やっぱり自分で走りたいから、国際Cライセンス取得を目指す。と気持ちの変化があったけれど、圭さんというパートナーを得て、改めてどうするかを考えていた。
そんな時、ライターであり、昨年のダカール・ラリーでは片山右京さんのナビを務めるなど、ナビのプロでもある寺田昌弘さんがコンタクトを取ってくださった。寺田さんは実は私がプレスとしてモンゴルラリーに参加した同じ年、横田紀一郎さんのチームで出場しており、挨拶をする機会はなかったが、私のこと、『ahead』のことをご存知だった。誌面で私の参戦を知り、心配して「できることがあれば協力しますよ」と。寺田さんの話を聞くうち、私の中で、「よし、ナビを頑張ってみよう」という気持ちが徐々に固まってきた。
コマ図に導かれて走るラリーレイドは、ルート上にいる限り、危険予知もできる。クルマを壊したり、トラブルが起きるのはたいていルートを外れたときや、ルート復帰の途中だったりする。GPSを頼りにショートカットしようなんて思わず、いかに確実にルートをトレースできるか。ナビはとても重要な役割を担っているのだ。
そしてナビとドライバーは一心同体。それぞれがそれぞれの役割をきちんと果たしてこそ、良い結果が得られる。
ドライバーとしては圭さんの方がはるかに技術が高い。でもナビとしては同じスタートラインにいる。もちろん夢だったモンゴル、フラットダートは自分でもハンドルを握るけれど、基本はハンドルを圭さんに預けて、私は自分のできることを精一杯やろう。それが“私のラリー”になるはずだ。

モンゴル

もうすぐまたこの風景の中に立てると思うとうれしい。4年前と同じ気持ちか、また違った感慨があるのか…。

「A/m/s」 の小西重幸さんと、クルマを前に打ち合わせ。2人とも体が小さいのでシート合わせも一苦労。

松山に出発する直前の『Forester』。 残りのステッカーと、スポンサーTシャツを買ってくださった 方々の車体への名入れはウランバートルで。

本番までいよいよ1ヵ月を切りました。無事、船積みの手続きを終え、あとは運転やナビの練習を頑張るだけ、というところまでようやく辿り着きました。7月25日まで、引き続きスポンサーを募集致します。

スポンサーTシャツの販売は終了致しました。

文・若林葉子

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スポンサーTシャツ買ってくれる方、募集します!
若林葉子

若林葉子

ahead femme 編集長
1971年大阪生まれ。立教大学文学部卒。OLを経てフリーランスに。2005年よりフリーマガジンaheadに携わり、2009年より現職。2005年7月~2006年9月まで、日経ビジネスOn Lineにて「もてるクルマ、もてないクルマ」を連載。2005年、桐島ローランド氏の2輪クロスカントリーラリー初挑戦“Beijing Ulanbaatar 2005”に同行取材し、以来、ラリーの魅力に憑かれ、今年いよいよ自身でもラリーレイドに参戦する。

Rally Mongolia 2009
8月2日(日)~11日(火)
─8etaps(ルートは未発表)

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