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モトエッジ

YAMAHA

TRICK & QUICK
YAMAHA FZ1 / WR250X

文・編集部 写真・向後一宏 text / Moto EDGE photos / KOHGO Kazuhiro

都会のアスファルトが似合う
“ちょっと不良”なバイクたち

 2輪スポーツには2つの大きな流派がある。一つはMotoGPを頂点に戴くオンロードスポーツ、もう一つは未舗装のダートトラックを主戦場とするモトクロス。それらを源流とする市販モデルがスーパースポーツでありオフロードモデルである。

 しかし、最近ではそれら“既存のスポーツ”を源としながらその型にはまらない新しい解釈で、台頭しつつある流れがある。一つが、スーパースポーツの運動性能とハイパワーを本来の目的であるスピードではなく、トリッキーかつクイックなテクニックを駆使しド派手なアクションライディングに転化するエクストリーム。そしてもう一つが、オンロードタイヤを履いた競技用オフロードバイクで、ターマック(舗装路)とダート(未舗装路)を織り交ぜたコースを、これまたトリッキーかつクイックなテクニックで疾走する新競技スーパーモタード。ともに欧米の“ストリート”で人気に火がついたオルタナティブ・バイク・カルチャーだ。

 昨年から相次いでヤマハがリリースしたFZ1とWR250X。ともに“既存のスポーツバイク”でトップレベルのパフォーマンスを発揮する素質を持ちながら、セッティングやスタイルはあくまでストリートを舞台とするトリッキーかつクイックな“オルタナティブ・バイク・カルチャー”を指向する。
 汗と太陽が似合う正統派スポーツもいいだろう。だが、都会に暮らす大人にはストリートが似合う“ちょっと不良”なバイクのほうがいい。

>> http://www.yamaha-motor.jp/mc/index.html