文・編集部 写真・向後一宏 text / MOTOEDGE photos / KOHGO Kazuhiro
アメリカ生まれの進化するライディングウェア
物事にこだわりを持った大人が何かを選択する時、その対象には、何かしら共感ができるバックグラウンドやポリシーを求めるものだろう。それが普段から身につけるものとなればなおさらである。
オートバイに跨るライダーにとって、その個性を表すライディングウェアはまさにこだわりが具現化されるプロダクトだと言える。機能的で安全性が高く、それでいて様になる製品…。人馬一体となり、時に雨風にさらされるライダーにとって、ライディングウェアとは、こだわりを持つほど選定が難しいものなのだ。
もし、この春のツーリングで腕を通す一着が決まっていないとしたら、ぜひ紹介したいブランドがある。
70年代の米国レースシーンにおいて大ブームを巻き起こした「ベイツ」だ。ヴィヴィッドな色使いと高いデザイン性で多くのトップレーサーの心をつかんだレザーの老舗ブランドである。現在も当時のテイストを残しながら、耐水性に優れる合成皮革や快適性の高いメッシュなど様々な素材を展開している。そして、そこにファンを飽きさせない新しいデザインが組み合わされているのが一番の魅力だろう。
バイクが一番気持ち良いこの季節。目移りするほどのベイツラインナップの中から、自分好みの素材とデザインの組み合わせを探して愛車を跨いでみては如何だろう。
ベイツの18番フェイクレザー
伝統的なベイツのイメージを踏襲しつつ大人テイストに仕上げた定番モデル。長袖部分と防風性インナーの取り外しが可能。肩、肘、背中にプロテクションを標準装備する
BJ-F1016SPL
価格:28,140円
カラー:アイボリー、ブラック、
レッド、オレンジ
サイズ:S、M、L、XL、XXL
大人のハードテイスト
ベイツライナップの中では珍しい単色モデル。シンプルな中にもベルトやサイド部分の編み込みなどハードな要素を織り交ぜている。背中にプロテクションを標準装備する
SA-F1042
価格:23,940円
カラー:アイボリー、ブラック
サイズ:M、L、XL、XXL
普段着のように着たい一着
蛍光文字が映えるシンプルなデザインのコットンジャケット。内側には、ポリエステルメッシュが施される。左右に設けられた大きめのポケットは乗車時の利便性を考慮したつくり
BJ-ST1027
価格:13,440円
カラー:アイボリー、オレンジ、
グレイ、ピンク
サイズ:M、L、XL、XXL
注目度No.1の斬新ボーン
大胆なボーンデザインが印象的なコットンキャンバスジャケット。背中上部には、左右にエアベンチレーションジッパーを備える。背中にはプロテクションを標準装備する
BJ-C1021
価格:19,740円
カラー:ブラック、グレー、グリーン
サイズ:M、L、XL、XXL
着こなしやすい春の定番デニム
デニム地にBates Leatherの文字を多く配した、ジーンズとの相性もよい春らしいモデル。背中下部には、左右にエアベンチレーションジッパーを備え快適性を向上させている
BJ-D1022
価格:18,690円
カラー:アイボリー、ブラック、
グレイ、ネイビー
サイズ:M、L、XL、XXL
ザ・ベイツカラー
ヴィヴィッドなカラーリングとワッペン使いがベイツらしい定番デザインの人気モデル。フェイクレザーにメッシ ュを組み合わせた素材は夏場のライディングも快適にサポートする
BJ-M1013RSR
価格:26,040円
カラー:アイボリー、ブラック、
レッド、オレンジ
サイズ:S、M、L、XL、XXL
今秋発売予定のグッドイヤー
コラボレーションシューズ
ベイツを牽引するデザイナー片根氏による、グッドイヤーとのコラボレーションシューズ。スポーツ工学に基づいたアシックス製品にライディングに必要な要素を盛り込んでいる