レンジローバー譲りの柔らかな乗り心地と、非常に高いオフロード走破性を併せ持つ、英国流クロスカントリー4WDだ

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ランドローバーディスカバリー
モデル変遷

生産期間：1991～99年



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| 1991年11月| 1992年12月 | 1993年10月 | 1993年11月 |
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1991年11月

2.5Lディーゼルターボと3.5L V8で登場した

　アクティブパーソナル4WDとして1989年に英国で発表後、日本上陸。ラインナップは2.5L直4インタークーラー付きディーゼルターボの2.5Tdi 5ドア／3ドアと、3.5L V8ガソリンのV8i 5ドアの3グレードだった。
　ガラスエリアの多さに加えて明るい色調の内装が、アクティブで若々しいイメージを強調。トランスミッションは副変速機付きの5MTのみだった。

↑3ドア車は5ドア車より全長が70mm短い。全幅や全高、ホイールベースなどは同一である

↑当時のクロスカントリー4WDはディーゼルターボが人気だった。機械式燃料噴射装置搭載だ

←5ドア車の後部には折り畳み式サイドシートを2名分装備。リアゲートは内側から開閉できる

1992年12月

V8モデルに3ドア追加し、さらにAT化

ディーゼル車のみだった3ドアモデルをガソリン車にも設定。併せてガソリン車は4ATとなり、全4グレードとされた。なお全車右ハンドルだった。

←これまで5MTだったV8iのトランスミッションが、ZF製ロックアップ機構付き4ATとなった

1993年10月

キャメルイエローの特別仕様車を発売した

　ディスカバリーが、オフロード競技のキャメルトロフィー国内選考会オフィシャルカーとなったことを記念し、150台限定で特別仕様車を発売。V8iとTdiの5ドアだ。

←ナッジバー＋丸型ツインフォグやホイールアーチカバー、大型ルーフラックなど装備を充実

1993年11月

Tdiも待望の4AT化し、ガソリン車は3.9Lに

　一部改良が行われ、市場からの要望が強かった、ディーゼル車の4AT化が図られた。さらにV8ガソリンエンジンが、3.9Lにアップされた。

←一部改良でV8iは3.9Lエンジンへと変更され、180ps＆31.8kg-mのパフォーマンスを発生

1994年6月

装備充実の最上級モデルESを追加設定

　マイナーチェンジでクロスカントリー4WDでは世界初となる運転席＆助手席エアバッグを装備した。ABSやサイドインパクトビームなども採用し、最上級V8i5ドアESを追加設定した。

↑フラッグシップのES。全車のバンパーやラジエターグリル、ヘッドランプのデザインを一新

↑ESのシートは本革。電動アウタースライドツインガラスサンルーフやツインエアコンも採用

1996年3月

300万円を切るSやカウンティを追加導入

　スチールホイールなどで価格を抑えた、車両価格299万円のSを追加。シートなどを充実させたカウンティも設定した。

↑カウンティにはツインマニュアルガラスサンルーフやカウンティのバッジなどを装備した

↑カウンティのシートは、ランドローバーマークの織り柄クロスに本革を配したハーフレザー

1996年6月

ラグジュアリィなLSをガソリン車に追加設定

　本革シートや6連奏CDプレイヤー、クルーズコントロールなどを装備したLSをV8iに追加。車両価格は429万円だった。

←スタイリングと一体化したデザインのスペアタイヤカバーを装着。電動パワーシートも装備

1998年10月

冬季特別仕様限定のラングをリリース

　後部スペアタイヤにスキーやスノーボード、自転車などを積載できるキャリアを装着したラングを発売。限定200台だった。

←ラングにはガソリン車とディーゼル車があり、後部に積載性の高いキャリアを装着していた


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