「昨年、編集長の堀江さんにいろいろおすすめいただいたんですが、とにかくキャディバッグがきちんと入ることを考えて、サイズが大きすぎないクルマとなると自然とこれになっちゃったんです（笑）」

詳しくは本Webでの連載、Daily EDGEをご覧頂きたいが、実は当時の記事には反映されていないものの、当初からケイマンも候補に挙げていたのだとか。そして、雑誌やネットでバッチリ下調べを済ませていたのだとか。

「実は最初、堀江さんにも手配していただいていたんですが、撮影の直前になって狙っていたケイマンが市場から引っ込められちゃったんです。実はケイマンって、ラゲッジにキャディバッグがピタリと入るという話もあって、ずっと気になっていたんですよね。ただネットで見ると『キャディバッグがきちんと入る』、『いや､無理だ』と意見がわかれていた。ならばと試乗のときキャディバッグを実際に持って行って試しに収納してみたんです」

次ページをご覧頂くとわかるが、ケイマンのラゲッジはキャディバッグがピタリと収まる、まさに“ゴルフサイズ”。

「911だとシートを少し倒さなきゃならないんですよね。やっぱり無理に積み込んでも不格好になっちゃいますよね。やっぱり入れるならシュッと入ってくれないと。その点、このケイマンはピタッとおさまって、もうその瞬間この子に決定でした」

何よりもまずゴルフライフありき。森下さんの日常は、ゴルフを中心に回っているといっても言い過ぎではない？