テレビ番組がきっかけでゴルフクラブを握った森下さん。
実はプロから教わった一番大切なことは「技術ではない」のだとか。
さて森下さんがプロに感謝していることとは？
2006年に放送がスタートしたゴルフ番組『熱闘！ ゴルフ向上委員会』（テレビ東京）で初代アシスタントをつとめ、以来すっかりゴルフにハマったという森下千里さん。
「ずっとゴルフをやりたい気持ちはあったんですが、当時は不規則な仕事の私と一緒にコースを回ってくれる友人もいませんでした。コースに出る予定がないと練習にも身が入りませんよね。でも番組を続けるうちに、コースに出かければそういう友人が増えていくということも学びましたね」
『熱闘！ ゴルフ向上委員会』のレギュラーとなってからの森下さんの上達は早かった。2008年9月放送の回では100切りを実現。放送開始からわずか2年足らずで100を切ったのだ。とはいえ、実は森下さん、それほどスコアにはこだわっていないのだとか。
「それよりも番組開始当初、みなさんに教えて頂いたマナーがいまになって本当に役に立っているんです」
現在の森下さんは、年代の近い友人とばかりではなく50～60代のゴルファーと一緒にラウンドすることもあるのだそう。
「この間、『女性で他人のディボット直す子、初めて見たよ』って50代の同伴者の方に言って頂いたんです。正直、驚きました。マナーは番組でたたき込まれていたから、当たり前にできるようになっていました。もっとも最初のうちははしゃいで大きな声を出したり、グリーン上で飛び跳ねたり、叱られることばかりでしたけど（笑）。車でもゴルフでも、人生の先輩は大切なことを教えてくれる、とてもありがたい存在ですね」
仕事だけではない。趣味の世界でも先達からの学びはたくさんある。そうして得た学びは、さらに深くその世界を知り、楽しむことにつながっているということなのだ。
充実した設備と落ち着いた雰囲気が人気のスイング碑文谷は、３階建て170ヤード、打席数83ボックスを完備するゴルフ練習場。東急東横線学芸大学、都立大学駅よりそれぞれ徒歩約10分という好立地な部分も魅力だが、メンバーズボックスという個室ルームを完備し、プライベート空間で練習することができる。
ゴルフスクールもあり、1クラス10名（1期4回／1回90分）・1クラス4名のグループレッスンからマンツーマンレッスン（1回30分）などがあり、希望のスタイルで受講が可能。
スイング碑文谷
〒152-0003 東京都目黒区碑文谷5-14-8
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文・松浦達也 text/MATSUURA Tatsuya
写真・相川大助 photos/AIKAWA Daisuke
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