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憧れのヨーロピアンスポーツカーを中古車で手に入れる!ポルシェ911、フェラーリF355、マセラティ3200GTの3モデルの魅力を紹介していこう。
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マセラティ3200GT

生産期間:1998~2002年
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マセラティ3200GT

マセラティ3200GT モデル概要

フェラーリの下で生産された
初のマセラティモデル
マセラティが1997年、フィアットの傘下からフェラーリの子会社となって、初めて生産されたモデルが3200GT。3.2LのV8ターボエンジンを搭載し、トランスミッションは6MTと4ATが組み合わされた。後にエンジンは4.2Lの自然吸気へと変更され、モデル名もクーペに改称。駆動方式はFR(フロントエンジン・リアドライブ)だ。

マセラティ3200GT バイヤーズガイド

流通量は非常に少ないが
程度良好な極上車がほとんど
イタルデザインによる官能的なボディに加え、室内空間の快適性が高いのも魅力。長距離を快適に移動したい人にオススメしたいモデルである。しかしながら、どのモデルの中古車も非常に希少で、価格帯もF355以上に高めになっている。とはいえ走行距離が少ないなど、どの中古車も程度は良好なので、新車を購入することを考えればお買い得度は高いと言えるだろう。
 

マセラティ3200GT モデル変遷

1999年1月
モノグレードで登場
エンジンはV8ツインターボ
クラシカルかつ独創的なボディのデザインは、イタリアの巨匠ジウジアーロ率いるイタルデザインによるもの。人間工学に基づいて設計されたインテリアにはレザーがふんだんに採用されており、大人4人が快適に乗車できるようになっている。
パワーユニットは、最高出力370psの3.2L V8ツインターボエンジンを搭載。グレードは一つのみで、トランスミッションは6MTと4ATが用意されていた。
2001年6月
走行性能を大幅にアップした
アセットコルサが登場
走行性能をさらに高めたスポーツバージョンモデルの特別仕様車、アセットコルサが登場した。足回りには強化スタビライザーや専用サスペンションなどが採用されているほか、ブレーキにはレーシングパッドを装備。また、トラクションコントロールやDBW(ドライブ・バイ・ワイヤー)式のスロットルコントロールなどの採用により、動力性能も大幅に向上されていた。
2001年10月
4.2L V8エンジン搭載の
スパイダーが登場
2シーターオープンのスパイダーが登場。パワーユニットは新開発の4.2L V8自然吸気エンジンで、トランスミッションは6MTと6速セミATが用意された。
2002年5月
4.2L搭載で、3200GTから
マセラティクーペに変身
4.2L V8エンジンと新設計のシャーシが採用されたことで、3200GTはマセラティクーペに変身。トランスミッションは6MTと6速セミATが用意された。
マセラティ3200GT  インテリア
↑6MT車が先行発売。オートマチック車は同年7月に登場した
マセラティ3200GT  リアスタイル
↑テールライトにはLEDを使用。ユニークなデザインが特徴
マセラティ3200GT  アセットコルサ ホイール
↑ホイールはダークグレー塗装の15本スポークタイプとなる
マセラティ3200GT  アセットコルサ フロントスタイル
↑専用のサスペンションにより車高は15mmダウンしている
マセラティ3200GT スパイダー フロントスタイル
↑ジウジアーロとピニンファリーナのコラボレーションだ
マセラティクーペ フロントスタイル
↑3200GTより全長は延びたが、シルエットは受け継いでいる
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