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EDGE.net > EDGE Car Concierge > 第4回 西埜公一郎

エッジカーコンシェルジュ プレミアカーライフ応援マガジンの編集長である、堀江史朗があなたのライフスタイルを刺激する、プレミアカーを本気で探します。

文・藤野太一 Text/FUJINO Taichi

エッジカーコンシェルジュ レポートVol.4 今回のお客様 西埜公一郎さん

「いまのロータスにはこんなにラインナップがあるんだ!」

Lotus Exige

Lotus Exige

Lotus Europa

Lotus Europa

堀江
では。西埜さんが306を買い換えようと思ったきっかけは?
西埜
今、借りている駐車場が、マンションの1階の狭いスペースで駐車するとボンネットが少しハミ出ちゃう洞窟の様なところなんです。そろそろプジョーもガタがきてますし、 はじめはレンジローバーとか落ち着いたクルマがいいかなと思ったんですけど、そこには絶対にレンジローバーは入らない。ただ駐車場代は安いんです。で、クルマは趣味だと割り切って考えれば、もっと小さくて、走ることに徹したクルマがいいなと。
堀江
それで、いきなりエキシージ?
西埜
いや。やっぱりスーパーカーブーム世代で「サーキットの狼」は好きだったんですが、 その時代の知識ですからエキシージというクルマは知らなかったんですよ。
堀江
普通に知っている人は少ないでしょうね。
西埜
ある時、ロータスヨーロッパっていう車名が復活していたことに気づいて、ちょっと調べてみたら、いまのロータスにはこんなラインナップがあるんだと知って。最初はどちらかというと、エリーゼが欲しかったんです。値段も安いし、手頃だし、ちょっと無理をすれば買えるかなと。でもいろいろと調べていくうちに、やっぱりエキシージが凄いなと。走ることに徹底している点に魅力を感じてしまい、そこから抜けだせなくなってしまったんです。
堀江
なるほど。ロータスってハマるんですよね。ここ数年になにげに盛り上がっているんですよ。ロータスだけのイベントがあって軽く声をかけると600台くらい集まるそうです。特に最近のロータスは特別な感じがするらしくて、市販車のなかでは独特のポジションですよね。走ることに徹して、荷物を積むスペースも考えてないし。1人で乗り回すのには最高の趣味グルマですよね。
Lotus Elise

Lotus Elise

1987-lotusHonda

1987-Lotus Honda

西埜
エキシージのVTECエンジン搭載車ってどうなんですか?ロータスとホンダの組み合わせに妙にこだわりがあって、キャメルのカラーリングとかにも興味が湧いてしまうんです。すみません、形からばかり入ってしまって。
堀江
いや、しかしそれもマニアックな・・・。ノーマルはトヨタのエンジンですよね。タイプR用の2ℓVTECエンジンを積んだコンプリートカーがあるとは聞いたことありますけど、さすがに乗ったことはない・・・。さぞかし気持ちいいんでしょうねえ。
西埜
ワイルドスピードを担当していて映画としてどうなんだろうって思うところもあったんですよ。どうしても回を追うごとに最初のおもしろさが薄れるじゃないですか。それが4(ワイルドスピードMAX)を見たら1からの続きのようなストーリーで、最初の面白さがそのまま引き継がれていて妙にテンションあがっちゃったんです(笑)。やっぱりクルマを買うんだったら、黄緑とか黄色とかピンクとか珍しい色がいいとか。DVDにランエボをカスタマイズする特典映像があるんですけど、車両本体よりもカスタムにかけるお金がすごいんですよ。エンジンだけを改造するんじゃなくて外装の色に合わせて内装も変えていくんですよ。インパネとかも全部ボディ色と同じにしちゃって、スピーカーを後ろのシートにいれて。まぁよくある改造ですけど、インテリアも凝ってるんですよ。それを見てたら急にカスタマイズしたクルマが欲しくなっちゃって・・・(笑)。
堀江
いやその気持ちよくわかります。ボクもチューニングとかレストアとかさんざんやりましたし。まあその予算があればエヴォーラだって買えちゃいますけど。
西埜
でもエヴォーラって4シーターだしやっぱり大きさが中途半端ですよね。ルックスはカッコいいんだけど、やっぱり純粋に走るならエキシージかなと。
Lotus Evora

Lotus Evora

西埜公一郎さん
堀江
最近のクルマはなんでもかんでも大きくなってきているじゃないですか。昔の5ナンバーモデルにときどき乗ってみると、ものすごい発見があったりするんですよ。やっぱりクルマは動くものなんで小さくて軽いほうがいい。そうすると確かにロータスには「極み」っていうものがありますよね。だから、これの対抗馬となるクルマを挙げるのはなかなか難しい。エキシージと比べるものと言えば、バイクになってしまうかも。
西埜
そうかもしれないですね。
堀江
それこそスーパー7とか古典的なモデルを除くと、あれだけオープンエアで面白いクルマはないですよね。ボクスターとか911とかともまったく異質。ロータスみたいないわゆる「躍動感」の様な要素は感じませんね。それもやはり絶対的な軽さからくるものだと思うんですけど。
西埜
運転は難しいんですか?
堀江
エキシージには一度だけ乗ったことがありますけど、あの感覚はバイク以上ですよね。でも、クラッチワークも普通だし、トヨタのエンジンだから、信頼性も高い。パワーもきれいにトルクカーブを描いて出ているし、シフトもシュッときれいに決まる。滅茶苦茶トリッキ-で死んじゃいそう(笑)って感じじゃぜんぜんないですね。ちょっと頭がよさそうな知的な雰囲気もあるし。
西埜
イギリス車ってそういうイメージありますよね。ボクはあまりドイツ車って好きじゃないんです。日本はああいうカチッとしたクルマが好きな人、多いじゃないですか。どちらかというとラテン系が好みで、あとはアシとして多少気持ちよければいいかなって感じだったんです。だからロータスって今まで欲しいと思ったクルマと全然イメージが違うんですよね。このまま落ち着いちゃおうかなとも思ってたんですけど…やっぱりまだ暴れてもいないやと(笑)。
堀江
たぶん、ひとつ壁を超えたタイミングなんじゃないでしょうか。

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