北米市場に向けて開発されたメルセデス・ベンツののSUV。1台で日常もレジャーもカバーする多目的性が魅力だ

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メルセデス・ベンツ Mクラス
バイヤーズガイド

生産期間：1998年～2005年



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メルセデス・ベンツ Mクラスの狙い目グレード

3.2L車を探すならティップシフト付き

　メルセデス・ベンツは年ごとに細部の改良を実施しているので、当然高年式車がいいということになる。しかし、3.7Lというのは日本では少々持て余す。やはり狙うなら3.2L車で、操る楽しさも倍増するティップシフト付きがオススメ。300万円台半ばが価格の目安となっている。

←街中での扱いやすさを考えるなら3.2Lモデルだ。2000年5月以降に販売されたティプシフト付きなら意のままの変速も楽しめる

メルセデス・ベンツ Mクラスの購入時のチェックポイント

パワステの状態を確認しておきたい

　Mクラスのトラブルで最も多いのが、パワーステアリングの不具合。異音の発生やポンプからのオイル漏れなどが報告されている。2003年7月にはパワステのオイル漏れに関するリコールも出されているので、物件の状態とともに対策がされているかも確認しておきたい。

メルセデス・ベンツ Mクラスインプレッション

同社セダン以上の俊敏な運動性能

　Mクラスのドライビングポジションは、セダンとトラックの中間的なものだが、セダンからの乗替えでも違和感は少ない。乗り心地はダンピングが利いており、硬質な感じだ。「ドイツ車だから」という部分を差し引いても、硬い部類に入る。
　一方、コーナリング時のロールは小さく、舵が利き始めてからの応答性は、メルセデスらしくないくらいにクイックだ。
　動力性能的には、3.2Lは「必要十分」なレベル。クルマの性格を考えると、3.7Lのトルク感は欲しい。ディーゼルもトルクフルだが、改正NOx法の対象地域では登録できない。


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メルセデス・ベンツ Mクラスの購入時のチェックポイント

メルセデス・ベンツ Mクラス インプレッション

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