V70にSUVの機能性をプラスした4WDステーションワゴン。最低地上高215mm＋4WDが生み出す優れた走破性が魅力だ

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ボルボクロスカントリー/XC70 バイヤーズガイド

生産期間：2000年～



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ボルボクロスカントリー/XC70の狙い目グレード

トルクフルな2002年11月以降の特別仕様が狙い

　エンジンが2.5Lに変更された、2002年11月以降の特別仕様車がターゲットとなるだろう。当初の2.4Lエンジンよりトルクが大きく、様々な特別仕様装備は、非常に買い得感が高い。特にブラックエディションは見つけやすく、価格も380万～430万円と比較的こなれている。

←狙い目となるのは2002年以降の特別仕様車だ。走りも装備も満足感が高い。ブラックエディションは流通量も豊富で中古車も見つけやすい

ボルボクロスカントリー/XC70の購入時のチェックポイント

駆動系や電気系などにマイナートラブルが

　走行2万km以上はドライブシャフトブーツ破損。走行7万km以上はプロペラシャフトCVジョイントブーツが破れている可能性あり。またオルタネーターやセルモーター、ギアポジションセンサーやシフトロックスイッチ、2002年式以降の点火コイルなどのトラブルも点検したい。

ボルボクロスカントリー/XC70 インプレッション

エンジンは扱いやすく大トルクで力強く加速

　フラットなトルク特性をもつ2.5Lエンジンは、ターボの存在を感じさせず扱いやすい。しかも最大トルクは32.6kg-mと、3.3Lエンジンに相当するほどなので、アクセルを踏み込めば力強い加速が得られる。
　また、ロードクリアランスは本格SUV並みに215mmもあるため、未舗装路でも不安なく踏み込めるほか、荒れたダートでの乗り心地も良い。2WDから4WDに切替わる時の応答性は速く、凍結路などでの発進性能は本格SUVと同等だ。またシートの完成度が高く、ロングドライブでも疲れにくいのが嬉しい。


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