carsensor EDGE.net

大人のためのプレミアカーライフ実現サイト  輸入車・外車のカーセンサーエッジ

EDGE.net  > 輸入車・中古車購入ガイド  > ランチア デルタ HFインテグラーレ 1988~95年 モデル概要


人気輸入車購入ガイド
ランチア デルタ HFインテグラーレ 1988~95年
ランチア デルタ HFインテグラーレ
| モデル概要 | バイヤーズガイド | モデル変遷を見る |
モデル概要
コンセプト&ヒストリー
ランチア インテグラーレ フロント
ランチア インテグラーレ リア
ファミリィカーを4WD&ターボで武装
 イタリア、フィアットグループの一つであるランチア社の、ファミリィ向け5ドアハッチバック車だった「デルタ」を、WRC(世界ラリー選手権)に参戦するべくチューンナップしたのが、このインテグラーレシリーズだ。
 FFだったデルタをフルタイム4WD化し(HF4WD)、さらにターボエンジンを載せたスペシャルモデルである。WRCグループAの出場資格である「年間生産5000台」を満たすために作られた。
 現在の国産車でいえば、三菱のランサーエボリューションや、スバルのインプレッサSTiのような位置づけで、初代インテグラーレ8Vから4代目のエボルツィオーネ2まで進化した。
 1995年には最終型も生産終了し、間もなく10年を迎える。新車価格は500万円前後もしたが、現在の中古車市場では100万円を切るものも出てきている。
特徴~メカニズム・インテリア&エクステリア
エンジンは全世代を通じ2Lの直4ターボを採用した
 インテグラーレのエンジンは、WRCのレギュレーションの関係もあり、どの世代も2Lの直列4気筒を採用。いずれもターボとインタークーラーでパワーアップを図っていた。
 初代のインテグラーレ8Vは、DOHCながら、まだ各気筒2バルブの8バルブエンジンだった。その後1気筒当たり4バルブとし、16バルブ化されたのは2代目の「16V」からで、最高出力は11kW(15ps)アップの147kW(200ps)となった。その後も戦闘力アップのためにエボルツィオーネで154kW(210ps)、エボルツィオーネ2では158kW(215ps)まで最高出力は高められた。
 4WDシステムは、機械式のセンターデフをもつフルタイム式で、センターデフには遊星歯車式を採用。16Vからは後輪により多くのトルクを配分し、FR的な操縦性を作っていた。サスペンションはベース車同様、 4輪ストラット式を採用する。
ランチア インテグラーレ エンジン
←8バルブから16バルブへと変更、出力向上、シーケンシャル式電子制御燃料噴射への変更など進化した
内外装デザインはインテグラーレ専用
 もともとは異形角型2灯式の柔和な表情だったデルタだが、デルタHF4WDからは丸型4灯式ヘッドランプが与えられた。以後のインテグラーレにも、この丸型4灯式が多少大きさを変えながらも踏襲された。
 ホイールハウスに沿って控えめに付いていたフェンダーフレアは、インテグラーレから直線的で大きなブリスターフェンダーへと形を変えており、いかにもレースマシンという風情だ。また、エボルツィオーネのリアには、現在の感覚からすると控めなデザインのルーフエンドスポイラーが装着されている。
 インパネはオリジナルのデルタに近いものだが、メーターは丸型に変更されており、視認性は大幅に向上している。センターコンソールも追加されているが、いかにも「後付け」という感じで、スイッチ類の操作性は良いとは言えない。ハンドルは左で、トランスミッションは5速マニュアルのみだ。
ランチア インテグラーレ インパネ ←インパネは8Vからエボルツィオーネ2まで基本的には同じ。シート形状や内装トリムなどは変更された 
| モデル概要 | バイヤーズガイド | モデル変遷を見る |
カタログで詳細データを見る この車種で中古車物件を探す
ランチア デルタ HFインテグラーレ 1988~95年
(2004.04.08)

人気輸入車購入ガイド

利用規約 | お問い合わせ | プライバシーポリシー

page top

carsensor EDGE.net

輸入車・新車・中古車・ディーラー・販売店の情報満載。大人のためのプレミアカーライフ実現サイト カーセンサーエッジ

リクルート