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ポルシェ 911(964型) 1989~1994年
ポルシェ 911(964型)
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モデル概要
コンセプト&ヒストリー
新技術を多数採用してユーザー層を拡大を狙う
 クルマ好きなら一度は所有したいと思うであろうモデルといえば、ポルシェ911なのではないだろうか。
 とはいうものの、新車価格は1000万円超。はなから諦めている人も少なくないはずだが、生産終了から10年が経過したモデルナンバー964と呼ばれる911ならば、所有するのも決して夢ではないのだ。
 964は、「古き良き911」のイメージを色濃く残して登場したモデル。重量こそ1300kg超と、初代より300kgほど重くなってはいるが、ナローボディの全幅は1660mmと、911シリーズ本来のコンパクトさはこのモデルでも失っていない。
 一方、古いポルシェ911は、MTの操作に独特のコツが必要だとか、リアエンジンゆえの気難しさがあったが、964はティプトロニックと呼ばれるATの導入や、カレラ2/4への右ハンドルを設定。普通のドライバーでも安心して扱えるようになっているのも魅力的である。
特徴~メカニズム・インテリア&エクステリア
築き上げてきた伝統と革新的技術を融合した
 空冷水平対向6気筒エンジンをリアに搭載するリアエンジンリアドライブ(RR)方式を採用するのは、初代911からの伝統となっている。
 RR方式は、加速時に駆動輪に多くの垂直荷重がかかるため、ホイールスピンしにくく加速力を有効に生かせるが、一方でコーナリング時には、重たいリアが遠心力で振られやすく、スピンモードに陥りやすいという欠点もある。そこでリアタイヤをフロントタイヤより太くしてリアのグリップを高め、ステア特性のバランスを確保している。
 3.6Lの自然吸気エンジンは、SOHC2バルブながら250psを発生。先代の930から空力が改善されたボディを260km/hまで引っ張る。
 新技術の導入にも積極的で、ティプトロニックと呼ばれるポルシェ初のATや、カレラ4というフルタイム4WDをラインナップに加えたのも、911としては964が初めてである。
←伝統の水平対向6気筒空冷エンジンは3.6Lに排気量アップ。同時に、ツインプラグ化されている
すべてのデザインが911らしさを主張する
 低く前傾したボンネットと、対照的に前まで水平に引っ張ったフロントフェンダー、その前端に丸型2灯のヘッドランプを配置するのは、初代911から続く造形のアイデンティティだ。
 軽自動車より短い2272mmというホイールベースと、スポーツカーとしてはかなり長い前後のオーバーハングも、独特のフォルムを生んでいる。
 フロントガラスの角度も、スポーツカーとしては異例に立っており、ドライバーズシートから前を見ているかぎり、特別なスポーツカーに乗っているという感覚はあまりない。
 メーターパネルは911伝統の丸型5連メーターで、大径のタコメーターが中央にくる。オーディオスペースは1DINしかなく、スイッチ類も慣れないと何がどこにあるのかわからない。
 シートレイアウトは基本的に2+2だが、リアシートは狭く、エマージェンシー用と考えたほうが良いだろう。
←5連メーターは初代モデルから踏襲されたデザインだ。964型のメーター照明は透過光式に変更された
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ポルシェ 911(964型) 1989~1994年
(2003.10.09)

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