サーティファイドカーができるまで
認定中古車制度で賢くメルセデスオーナーになる
vol.1 メルセデス認定中古車ができるまで
今や認定中古車の制度は多くの自動車メーカーが用意している。それだけメーカーが太鼓判を押して販売する「メーカー品質」の中古車を新車よりも割安の値段で手に入れたいと望む人が多いのだろう。
メルセデス・ベンツも「メルセデスのオーナーになる、もうひとつの道」として、早くから認定中古車「サーティファイドカー」を用意し、様々なサービスを展開してきた。
認定中古車の特長には品質、保証、そしてアフターサービスの充実が挙げられる。
まずは扱う車両。これはメルセデス・ベンツの定める基準をクリアしたものだけがベース車両として用意され、そこに最大で100項目という点検、整備が行われる。メルセデス・ベンツの看板を掲げて販売される車両ゆえ、中古車と言えど徹底した品質管理がなされている訳だ。
保証に関しても同様で、車両によって1年と2年に別れるが走行距離無制限で無料修理が受けられる。メルセデス・ベンツは新車販売時、3年間走行距離無制限で受けられる「メルセデス・ケア」が全車に設定されているので、メルセデス・ケアが残っている車両ではより長く保証が受けられるケースもある。もちろんどんな修理でも対応してくれる訳ではないが、相当広い範囲をカバーする内容となっている。
そして購入後に重宝する24時間ツーリングサポート。これは新車と同様のサービスで24時間、365日、電話一本で牽引車の手配や修理手続きなど、様々な手配を行ってくれる。
認定中古車は車両の価格設定がやや高いと思っている人が多いかもしれない。しかし、クルマを車検で乗り換えるような一部のユーザーでない限り、5年、10年、もしくはそれ以上長く乗る前提で買う人が大半のはず。余談にはなるがメルセデス・ベンツほど、古いクルマのパーツを未だに供給し続けるブランドはない。ベースが一生乗れるクルマだからこその配慮なのだろう。車両の素性の良さ、新車と変わらないサービス、長く乗るための環境。メルセデス・ベンツのサーティファイドカーにはその全てが揃っている。そのことを考えればその値段の理由が分かるのではないだろうか。
文・編集部 text / EDGE 写真・向後一宏 photos / KOHGO Kazuhiro
現代のクルマは多くの部分をコンピュータで制御するため、修理や故障診断にはこうした専用のテスターが必要になる。そうして入念に点検、整備された車両がユーザーの手に渡る
販売車両に用意されるサーティファイドカーの証しである保証書。1年保証と2年保証でそれぞれ用意されており、全国のメルセデス・ベンツ正規ネットワークで保証修理が受けられる
サーティファイドカー販売店が実際に使用する点検のためのチェックシート。サーティファイドカーはメルセデス・ベンツ日本の定める最大100項目のチェックを必ず受けることになる
