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プジョー 307 2001年~
モデル変遷
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 | 2003年7月~  | 2003年10月~ | 
2001年9月:306の後継モデルとして登場
 プジョー306の後継車種として誕生した307は、プジョー206の上級グレードにあたるプレミアムコンパクトモデル。
 デビュー時は、ボディタイプがハッチバックのみで、3ドアと5ドアの2種類が用意された。エンジンは全グレードとも2L直列4気筒を搭載。そこに5MTと4ATの2種類のトランスミッションが組み合わされた。AT車はシフトレバーでのマニュアル操作を可能としたティプトロニック機能を採用。またスポーツ、スノー、ノーマルの3つのモードに切り替えられる走行モード機能も備える。
 グレードはエントリーモデルのXT(5ドア)とスポーティモデルのXS(3ドア/5ドア)、スポーツコンフォートモデルのXSi(3ドア/5ドア)の3タイプがラインナップされた。
プジョー307XSi スタイリング プジョー307 助手席エアバッグキャンセルスイッチ
↑XSiのエクステリア。モールがボディ同色となるほか、専用デザインの17インチアルミホイールを装備 ↑助手席エアバッグにキャンセルスイッチが装着され、チャイルドシートの後ろ向き装着が可能となった
プジョー307 アームレスト プジョー307XSi シート
↑5ドアモデルのフロントシート(運転席&助手席)には、折り畳み式のアームレストを標準で装備した ↑XSiには、専用品としてレザー仕様のシートやシルバーメタリック仕上げのセンターパネルなどを用意
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2002年6月:廉価モデルをグレード追加
 307の廉価モデルとして、1.6Lエンジン搭載のスタイルを追加。装備品はXSに準じているが、一部装備を簡略化したことで低価格化を実現している。
プジョー307スタイル スタイリング
↑他グレードとの外観上の違いは少ない。フロントドア上にある「Style」のデカールが見分けるポイント
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2002年8月:2種類のワゴンを追加設定
プジョー307SW フロントスタイリング
↑ルーフレールには最大100kgの積載が可能。カラーはSWがシルバー、ブレークはブラックを採用している
プジョー307ブレーク リアスタイリング
↑ブレークには2Lエンジンを搭載したXSと1.6Lエンジンを搭載したスタイルの2種類をラインナップした
プジョー307SW パノラミックガラスルーフ
↑SWには2列目後方にまで広がるパノラミックガラスルーフを採用。明るく開放的な室内空間を演出
 307のワゴンモデルとなるブレークとSWは、ハッチバックボディの全長を210mmほど延長したボディを採用する。
 307ブレークはリアに2:1分割式シートを採用。ラゲージスペースはリアシートを倒すことで最大1539Lというクラス最大のスペースを確保している。
 307SWはサードシートを追加し、7人乗車を可能とした3列シートワゴン。2/3列目シートの取り外しを可能とするなど、多彩なシートアレンジを見せる。
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2003年7月:ラインナップ再編を実施
 一部改良ではグレード整理などの見直しが行われた。まず2LモデルのXTを廃止。そしてXSとXSiの3ドア車は4ATのみとなった。
プジョー307 オーディオ
↑ラインナップの再編を機に、307の全グレードにはAM/FM/MDプレイヤーが標準で装備されている
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2003年10月:カブリオレのCCを発表
プジョー307CC リアスタイル
↑リアには専用デザインとなるテールランプを採用。またブレーキランプは307シリーズ初のLEDタイプだ
プジョー307CC シート
↑シートは全グレードともフルレザー仕様。カラーリングはボディカラーに合わせた4種類が用意された
プジョー307CC スタイリング
↑クーペモードのCC。ルーフはAピラーからリアエンドにかけて美しいアーチを描くようなデザインだ
 307CCは、206のホットモデル、RC用に開発された可変バルブタイミング付き2Lエンジンを搭載するカブリオレモデル。ルーフには最新鋭のフルオートマチック電動メタルトップを採用し、開閉はすべて電子制御される。またスピーディな開閉を可能とするため、全部のウインドウを同時に作動させるワンタッチウインドウスイッチを装備。安全装備として、横転時に作動するオートマチックロールバーも内蔵された。
 シートはフル4シーターを採用し、大人4人が快適に乗れるスぺースが確保されている。
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