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オペル ベクトラ 1996~2002年
モデル変遷
 | 1996年3月~  | 1996年10月~  | 1997年3月~ | 
 | 1997年10月~  | 1999年11月~  | 2001年5月~ | 
1996年3月:3つのグレードでデビュー
ベクトラCDX
↑CDXと他グレードは、アルミホイールのデザインとモール部のCDXの刻印の有無で見分けることができる
ベクトラ シート
↑センターアームレスト部にトランクスルー機構を採用。スキーなどの長い荷物でも車内に積載可能だ
マルチファンクションメーター
↑マルチインフォメーションディスプレイは、燃費や外気温などを表示する装置。CDとCDXに標準装備
 デビュー時のボディ形状は4ドアのセダンのみの設定となる。グレードは1.8LのGLと2LのCD、2.5LのCDXの3種類をラインナップ。最上級グレードのCDXにはクルーズコントロールや専用デザインのアルミホイールを用意。またメイングレードとなるCDにはCDXと共通の装備である、革巻きステアリングホイールやASC付きTC(アクセラレーション付きトラクションコントロール)などが標準で装着された。
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1996年10月:一部改良で装備・機能を充実
 全グレードに運転をしながらオーディオの操作が楽に行える、オーディオリモートコントロール付きステアリングホイールを装着。
ベクトラ ステアリング
↑ステアリングにオーディオスイッチがあるので、操作時の視線の動きが最小限で済すので安全だ
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1997年3月:ワゴンの3グレードを追加
ベクトラワゴンGL
↑GLにはスチールホイールとホイールキャップが採用されている。タイヤサイズは185/75R14となる
ベクトラワゴン ラゲッジルーム
↑リアシートには6:4分割可倒式を採用。左右のシートを倒すと、最大1460L分の広大な荷室を確保
ベクトラワゴンCDX
↑CDXのアルミホイールは、サイズが195/65R15となり、デザインとともにCDと同タイプを採用している
 セダンのみだったベクトラのラインナップに、ワゴンが加わった。グレードは1.8L直4のGLと2L直4のCD、2.5LV6のCDXの3種類で、セダンと同じ設定となった。
 装備品はCDXに本革シートや革巻きステアリングホイール、クルーズコントロールが専用で装備されている。それ以外の装備品はCDXとCDがほぼ共通で、マルチインフォメーションディスプレイやASC付きトラクションコントロールも標準装着。
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1997年10月:一部改良で安全性を向上
 安全性を確保するため、全車にフロントサイドエアバッグを標準で装備。またステアリングホイールは5段階の角度調整が可能なチルト式となった。
キーレスエントリーシステム
↑キーレスエントリーシステムはイグニッションキーと一体型のものに変更。携帯するのに便利になった
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1999年11月:マイナーチェンジを敢行
ベクトラワゴン
↑ヘッドランプにはマルチリフレクター式を採用。またフォグランプはプロジェクター式へと変更した
オーバーヘッドマルチポケット
↑ルームランプ手前には、サングラスなどの収納に便利なオーバーヘッドマルチポケットを装着している
 主な変更点は、まずフロント、リアバンパーとサイドモール、ロッカーパネルがボディ同色化となったほか、テールランプやアルミホイール、ホイールキャップなどにデザインの変更が加えられたことである。またフロントグリルやインナードアハンドルにはクロームメッキを採用し、高級感が演出された。インテリアはフロントシートの形状変更で、後席の膝元が30mm拡大し快適性が向上している。
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2001年5月:エンジンを中心に改良
 各グレードのエンジンに変更と改良が加えられた。CDXには新型となる2.6L V6エンジンが搭載されている。またGLに搭載された1.8L直4エンジンは、最高出力を10ps向上させる仕様変更が実施された。エクステリアではCDXに専用となる205/55R16のタイヤ&アルミホイールを採用。インテリアではCDチェンジャーや熱線反射フロントガラスが全車に標準装備されている。
ベクトラ エンジン
↑CDには、オペルのミッドシップスポーツカー「スピードスター」と同様のアルミ製2.2Lエンジンを搭載
アクティブヘッドレスト
↑全グレードに採用されたアクティブヘッドレストは、衝突時に受ける首へのダメージを軽減してくれる
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