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BMW 7シリーズ(E38型) 1994~2001年
モデル変遷
 | 1994年10月~  | 1995年2月~  | 1996年5月~ | 
 | 1997年5月~  | 1998年1月~  | 1998年8月~ | 
 | 1999年11月~  | 2000年10月~ | 
1994年10月:740iのワングレードでデビュー
740i
↑ボディサイズは全長4985mm×全幅1860mm×全高1435mm。タイヤサイズは235/60R16が標準サイズ
 740iに搭載される4LのV8 DOHCエンジンは最高出力286ps/5800rpm、最大トルク40.8kg-m/4500rpmを発生。内装にはウォールナットパネルなどを標準装備していた。本革シートはオプション設定だった。
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1995年2月:V12エンジンモデルを追加
 最上級グレードとして5.4LのV12 SOHCエンジンを搭載する750iLが新たに登場。ボディは専用のロング仕様で、後部座席の居住空間を拡大。特に足元はゆったりとしたスペースが確保されている。
750iL
↑750iLは740iのボディを前後に140mm延ばして、全長を5125mm、ホイールベースを3070mmにした
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1996年5月:V8に3.5Lモデルを新設定
735i
↑インテリアやエクステリアの装備や仕様は基本的に740iと同様。高級感は他のグレードと変わらない
 グレード追加が行われ、最小排気量となる3.5LのV8エンジン搭載モデルを新設定。5ATのミッションに「ステップトロニック」を追加して、マニュアル感覚のシフトチェンジを可能にしている。
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1997年5月:リムジンをグレードに追加
 750iLのロングボディをベースに、全長、ホイールベースとも250mm延長させたL7が登場。その拡大分はすべて後部座席の居住空間に充てられている。大型のリアセンターコンソールを備えた4人乗りが基本だ。
L7
↑ひときわ長い胴体をもつL7。ドアハンドルやウインドウフレームなどをクローム処理したのも特徴だ
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1998年1月:一部改良で安全性を向上
リアヘッドエアバッグ
↑従来からのリアチェストエアバッグに加え、リアヘッドエアバッグを追加して安全装備を充実させている
 750iLにDSC(ダイナミックスタビリティ・コントロール)を採用。このシステムは各輪のブレーキやエンジン出力などを制御して、コーナリング中の不安定な動きを抑える。またリアヘッドバッグの新採用などエアバッグの数も増えた。
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1998年8月:エンジンや内外装をリファイン
 2000年からの排出ガス規制に対応できるよう、すべてのエンジンを改良。またエクステリアではヘッドライト回りやリアコンビネーションランプなどがデザイン変更を受けた。
ヘッドライト
↑ヘッドライトは下辺がフロントパネルに回り込むような輪郭が与えられた。ひと目で違いがわかる
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1999年11月:Mスポーツを新たに設定
Mスポーツ
↑タイヤはフロントが235/45R17、リアが255/40R17だ。ボディ同色のサイドスカートも標準装備した
 BMWの小会社であるM社でデザインされたパーツを組み込んだスポーツモデルのMスポーツがラインナップに加わった。このグレードは前後タイヤサイズを拡大したほか、サスペンションを専用セッティングに変更。エクステリアも「シャドーライン」と呼ばれるスポーティな仕様になっている。インテリアはアルカンタラ&ナッパレザーを多用した豪華なものだ。
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2000年10月:一部改良で装備を充実
 オプションのワイドオンボードモニターを標準装備化。VICS対応のナビ機能をもち、6.5インチの低反射液晶モニターで地図情報などを美しく表示する。
ワイドオンボードモニター
↑ワイドオンボードモニターはセンターパネルにビルトインされる。16:9のワイド画面で見やすい
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