どんな住宅を建てるべきか。夢の暮らしを手に入れるには理想の住宅が必要となる
そのため、設計を依頼する建築家の選定は重要なこと。ガレージハウスを得意とする LDKホームなら、漠然とした理想の住宅を具体的に表現してくれます
文・石井 隆 写真・渡邉英昭 text / ISHII Takashi photos / WATANABE Eisho
コンクリートによる安心感と
光を使った巧みな演出が魅力
ガレージハウスを建てることは、人生における一大事業だが、どんなガレージを理想とするかは、人それぞれ違うもの。
「最近の傾向は『雨風をしのぎたい』『クルマが傷まないようにしたい』という実用的な理由からガレージハウスを望む人が多いです」というのは、数多くのガレージハウスを設計してきたLDKホームの吉川敦行さん。
「それらの要望に対して、単純にクルマが収まるハコを用意するだけでは、施主には喜んでもらえません。施主のライフスタイルなどを考え、漠然とした住宅への想いを増幅して、演出できれば、施主の理想とする住宅を建てることができると考えています」
LDKホームが得意とする演出が、いかにクルマを美しく見せられるかということ。左の写真にあるDSが収められたガレージでは、コンクリートにスリットが刻まれ、そこから自然光が差し込んでいる。ボディに映り込んだ光の線が波打ち、DSの曲線を見事に表現している。
「クルマを美しく見せるには、いかにガレージに光を取り込むかが重要です。照明か自然光か。ボディに直接当てるか、それとも間接的に当てるかにより、クルマの印象は変わります。
たとえば、南向きのガレージでは、時間帯によって光の入り方や色が変わります。西日がガレージに差し込むと熱が籠もるので窓は小さくする。するとオレンジ色の光が少しだけクルマを照らします。ガレージの向きに合わせて、窓の大きさや配置を工夫して、クルマを美しく見せるように意識しています」と吉川さんはいう。
意識するのは光の取り込み方だけではない。「弊社はコンクリートの外断熱を得意としていますが、それには理由があります。私が設計時に意識しているのが＂安心感と美しさのバランス＂です。デザインが優れていても、住宅は快適で安心できる場所でなければいけません。実際に壁が厚いコンクリートは存在感もあって、クルマももちろんですが、そこで暮らす家族をしっかりと守ってくれる印象を与えます。ただ、同じコンクリートでも、打ち放しは、夏は暑くて冬は寒い。そこで外断熱をすることで、快適な住空間を作り出しています」
相談に訪れた人に実際の物件を見てもらうと、多くの人がこの工法をリクエストするという。快適に暮らせて、かつ安心感のある素材を選び、クルマを美しく見せる術を知るLDKホームに相談すれば、あなたの理想とするガレージハウスが、きっと見えてくるはず。
コンクリートが持つ重厚感が要塞を連想させる。床の仕上げに整備工場等にも使われる塗料を使用するなど、実用性も兼ね備えている
クルマを美しく見せるだけではなく、どこから見るのかも重要。右の写真は、大胆にもガレージ横にバスルームをレイアウトしている
トータルプロデュースの
LDKだから出来ること
こちらの住宅は、以前にEDGE HOUSEで取り上げた弓場章史さん設計の＂田端の住宅＂。この家をプロデュースしたのもLDKホームだ。クルマを2台駐めたいという施主の要望に応えるため、コスト管理と土地探しを行い、ガレージ内にリフトを入れることを提案。狭小地でもクルマ2台分の駐車スペースを確保することに成功している
LDK HOME
新築の戸建てだけでも130件以上の実績を持つLDKホームは、一般的な一級建築士事務所とは異なり、土地探しやファイナンスまで家づくりをトータルプロデュースしてくれる。代表の吉川さんはLDKのトータルプロデュースを体現した役割を務める。LDKホームでは会員の方に定期的にオープンハウス等のイベントを開催している
問い合わせ先：LDKホーム
tel.03-5468-9775
http://ldk.co.jp
