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ミニ / 1959~2001年
ミニ
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モデル概要
コンセプト&ヒストリー
内側のスペースを最大限に徹底したこだわりから誕生
 ジャケットを裏返しにして着たところを想像してもらいたい。肩や袖に縫製のつなぎ目があってみっともないはずだ。実はミニはそういう状態のクルマなのである。例えばフロントフェンダーからピラー、そしてルーフへと続く鋼板の折り返し。本来ならボディの内側へ折り返すべきものなのに、わざわざ外側へ折り返している。なぜ、こんなことをしたのか? その理由は簡単、内側のスペースを最大限に確保するためである。ミニとは大人4人が座れる空間を用意しつつ、それ以外の空間をいかに小さくするか、を徹底追求したミニマムサイズのクルマなのである。
 そのコンセプトは駆動系レイアウトにも見ることができる。エンジンは横置きにしただけでなく、トランスミッションと一体化したため、驚くほどコンパクト。これを短いボンネットの下に収めて前輪を駆動するのだ。現在でこそFF方式は一般化しているが、その先鞭をつけたのがミニなのである。
特徴~メカニズム・エクステリア&インテリア~
省スペース化を考慮してゴムの塊を利用したサス
 いかに空間を無駄にしないか。この点を追求してミニのメカニズムは設計されている。エンジンと同じように、ミニマムのスペースしか与えられなかったものにサスペンションがある。あまりに狭くて、バネとして一般的なスチール製のスプリングを入れようとすると極端に短くせざるをえず機能しない。そこでラバーコーンと呼ばれるゴムの塊が採用された。柔らかいゴムも、押しつぶされると硬くなるのはご存じの通り。この性質を利用して、小さなゴムの塊で路面からの衝撃を受け止めているのだ。
↑短いボンネットに収まるエンジン&トランスミッション。見てのとおりギュウギュウ詰めになっている ↑サスペンションユニットも最小限にするため、ゴム製のショックアブソーバーを採用しているのだ
装備はまるで時代遅れなのにミニならなぜか許せてしまう
 ミニの装備はまるで時代遅れなのだが、かえってそれが味わいになっているところが面白い。給油するには燃料キャップを専用のキーで開けなければならないし(このほかにイグニッションキーとドアキーの2つのキーがある)、サイドウインドウの上げ下げも手動だ。唯一の最近風の装備といえば1997年以降のモデルに装着されたエアコン(厳密にはヒーターを別にもつクーラーだが)が全グレードに標準装備になっていることくらい。しかしそれも愛嬌。なぜかミニなら許せてしまう。
↑高年式車にはエアコンやオーディオを装備。ウッドパネル装着車も用意するなど装備も充実
↑本革シート仕様も存在。イギリス車ならではの上質なインテリアも特徴のひとつと言えるだろう
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ミニ / 1959~2001年
(2003.05.15)

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