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メルセデスベンツ Eクラス(W124) / 1986~96年
メルセデスベンツ Eクラス(W124)
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モデル概要
コンセプト&ヒストリー
初めての“Eクラス”として登場ボディもエンジンも今なお魅力的
 メルセデス・ベンツのミディアムクラスという位置づけになるのが「E」である。Eクラスの現行型はW211型、先代はW210型と呼ばれて区別されており、ここで紹介するのは先々代に当たるW124型だ。このモデルはEクラスと呼ばれた初めてのモデルでもある。
 1985年から日本に導入され、「いかにもメルセデス・ベンツらしい乗り味」と、今でも多くのファンに支持されている。その第一の理由はボディの剛性感にある。世代を経るごとにEクラスの乗り心地はソフトになってきている。後にメルセデスが「W124型以前は過剰だった」と表現したほどだ。
 また近年の6気筒エンジンは直列からV型へと全面的に変更されているが、直6こそ理論的に振動が極めて少ないというメリットを持っており、このW124型はまだその直6がラインナップの中心となっていた時代のモデルでもある。今なおファンが多い理由はこのようなメルセデス・ベンツらしさ、Eクラスらしさが感じられるこだわりのクルマ作りにある。
特徴~インテリア・ボディ・サスペンション~
あまりにも機能重視な印象だが使うほどに、その真価を実感
 エクステリアと合わせるようにダッシュボード回りのデザインは直線基調となる。確かに本木目のウッドパネルなどがあしらわれているが、最新の感覚からすればかなりシンプルなものだ。スイッチ類も操作性を第一としているため武骨にさえ思うかもしれない。ただしこれらは人間工学に基づいたデザイン。初めて乗ったときから、スムーズに操作できる。高級車であり、実用車でもあるのだ。ちなみにステアリングは初期は左ハンドルのみの設定だったが1987年からは右ハンドルも追加されている。
↑先代のW123型は偉大なる実用車と形容されたが、W124型も実用本意の設計 ↑正しいドライビングポジションを考えた設計で、長時間の走行でも疲れない ↑Cクラスにはないゆったりとしたリアシート。腰で体を支えるという考え方だ
安全性を最優先するM・ベンツ高剛性ボディが要となっている
↑軽く剛性のある高張力鋼板を多用する贅沢なボディ。防錆性能も万全なのが特徴だ
 強固なボディはまず超高速時やコーナリング時の正確かつ安定した走行フィールに直結する。また強固であるからこそ、走行距離が伸びた際の劣化も最小限だ。本国ドイツではEクラスがタクシーとして使われていることが多かったのも、それが第一の理由。さらに安全性能の面でも威力を発揮。衝突後の衝撃吸収能力は、創業以来、安全性能を多角的に追求してきたメルセデスならではの世界にある。
さらなる安定性向上のためリアサスの構造を大変革した
 W124型のリアサスペンションはマルチリンク式。それ以前のセミトレーリングアームはシンプルかつ耐久性に優れているのが特徴であり、同時に優れた接地性能も併せ持っている。しかしW124型ではそんな伝統の形式からより複雑な構造をもつマルチリンク方式を採用した。これは車重やパワーの増大などといった要素と乗り心地の良さを両立するための選択だった。ちなみに一部ワゴンのリアサスにはセルフレベライザーを装着している。これは荷物の重さに合わせて自動的にリアの車高を調整する機構である。
←スプリングとショックアブソーバーは別体。ダンパーは最大限に長いものを採用している
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メルセデスベンツ Eクラス(W124) / 1986~96年
(2003.04.24)

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